SI業界の成果は、世の中のニーズに伴って、需要も高まっています。
IoTと言われるように、業務のシステム化や自動化を、各クライアントが進めたいと考えているからです。
たとえば、キャッシュレス決済からの顧客分析、収益管理や人事管理のデータベース化、生産管理の自動化などがあり、いろいろな業界がIT技術を導入する動きにあります。

このようなIT市場の環境下で求められるエンジニアの能力は高く、有能な人材がヘッドハンティングされ、慢性的な人手不足になっていることが特徴です。
それにより、エンジニア不足が生じている企業では、一人の仕事の負担が多くなり、過酷な業務を強いられています。
スキルがあればスムースにこなせますが、難易度が高い受注案件では、苦労しながら納期にミートさせるのです。

SI業界の働く環境は、3Kと呼ばれています。
一般的には「汚い、きつい、危険」ですが、SI業界では「きつい、帰れない、厳しい」という意味を持つのです。
納期重視のため遅れることは許されず、残業や休日出勤が多い傾向にあります。
また、能力が低いと上司からストレートに指摘されたり、クライアントからの製品評価も厳しいため修正業務に追われたりするのです。

SI業界は、多くの業者で成り立っています。
親会社をはじめ、3次業者以上のツリー構造になっていることが特徴です。
下請けになればなるほど、3Kの傾向にあります。
そのため、人件費を含めて、コストが高い構造であることも特徴と言えるでしょう。